コミュ障夫婦が戸建てで子育て

途方にくれた夫婦が、小さな新興住宅地で、気難し屋の一男一女と暮らしています。周りを気にし過ぎてしまうあまり、周りは気にせず楽しく暮らす!と躍起になる妻と、趣味は音楽と読書で割と色々協力的な夫の日々。

【日本最北の空港はどこでしょうか?】日本の空港に名前をつけてやる④【愛称一覧】

kodate-kosodate.hatenablog.com

 

引き続き空港の愛称を考えています。

題して「我輩は空港である。愛称はまだない」。

4回目は「地方管理空港・北海道」編です。

以下、正式名称、所在地、通称・愛称の順で紹介します。

コミュ障ブログ提案の愛称は赤い太字でマーキングしております。

 

 

地方管理空港(北海道)



利尻空港(りしり、北海道利尻郡利尻富士町
  • 通称・愛称なし。

「利尻」と聞いて、連想ワード1番手グループは「昆布」。となると、「利尻コンブ空港」

しかし困った事があります。ウィキペディアコンブ - Wikipedia)をみてみると、利尻昆布は、真昆布や羅臼昆布に次ぐ高級品で、生産地は利尻島礼文島及び稚内沿岸。ただ、最高級品は、「礼文島香深のもの」が最高級品とされるのだとか。

それならば「利尻昆布」は礼文空港に譲る選択肢も出てきますが、「礼文利尻コンブ空港」はくどいので、やはり「利尻コンブ空港」

 

礼文空港(れぶん、北海道礼文郡礼文町
  • 通称・愛称なし。

利尻昆布」を利尻空港に譲った礼文空港ですが、愛称候補は多種多様です。最後まで読んでもらえたら、たぶん泣けます。

 

まず、礼文ウニ丼空港」

礼文島はウニ丼発祥の地だそうです(礼文町 - Wikipedia)。

 

次に、礼文離島最北空港」

礼文島は日本最北の離島だそうです(礼文島について|礼文島観光協会)。

 

さらに、礼文島観光協会HPには、

 

太古の昔。大陸から切り離されたこの島には奇跡的な自然が今なお残されているため、利尻礼文サロベツ国立公園の中でも、夏には約300種の高山植物が咲き乱れる風光明媚な花の島として知られています。

 

とも紹介されています。そして、「花の浮島」との異名もとっているそうです。(日本最北端の離島 礼文島へようこそ!~花の浮島|礼文島観光協会

ウキウキしてきますね。旅情をそそられますね。

というわけで、礼文花の浮島空港」も提案。

 

しかし、悲しいお知らせもしなくてはなりません。

礼文空港は2009年4月9日から21年3月末まで共用休止中なのです。

 

www.mlit.go.jp

 

利用者の減少が理由のようです。

定期便自体は、03年3月末の運航をもって休止されています。

「定期便」。賢明な読者の方は、ある空港の名前を思い起こしているのではないでしょうか。

そうです。国管理の拠点空港稚内空港」です。

コミュ障ブログでは愛称を稚内日本最北空港」と提案(【函館ペンタゴン空港】日本の空港に名前をつけてやる①【愛称一覧】 - コミュ障夫婦が戸建てで子育て)しましたが、「日本最北」にはある条件がついていました。

そう、「日本の空港かつ航空定期便が就航する空港として」という条件です。

では、「礼文」と「稚内」でどちらが「最北」なのでしょうか。

まず、地図を見てみましょう。(国土交通省北海道開発局HPから転載しております。どうもありがとうございます)

 

f:id:kodate-kosodate:20171124141806j:plain

 

地図で見る限り限り、礼文空港の方が北にありますね。

念のため、緯度も確認しましょう。

 

礼文空港 北緯45度27分18秒

 

稚内空港 北緯45度24分16秒

 

緯度は、赤道が0度で、北極・南極が90度なので、礼文空港の方が北に位置します。

というわけで、共用休止とはいえ、北海道開発局HPにもしっかりと紹介されていますし、「北海道礼文実は日本最北空港」という愛称も提案します。

 

参考までに、ANAのツアー紹介サイトでは、

 

定期便が就航する日本最北空港の稚内、同じく定期便が就航する 離島空港として最北の利尻

 

と紹介されています。

 

www.ana.co.jp

 

少子高齢化や人口の都市部集中による地方・過疎地の疲弊が社会問題となっております。「日本の空港に名前をつけてやる『礼文空港』編」では、これらの問題が空港や航空路線の維持にも密接に関係していることが改めて突きつけられました。

 

奥尻空港(北海道奥尻郡奥尻町
  • 通称・愛称なし。

出身者の名ピッチャーから名前をもらい、奥尻佐藤義則空港」

 

奥尻島が「男はつらいよ」シリーズ26作目「寅次郎かもめ歌」のロケ地でありますので、奥尻寅次郎かもめ歌空港」

 

1993年7月12日発生し、震源に近い奥尻島を中心に、火災や津波で大きな被害を出し、死者202人、行方不明者28人を出した北海道南西沖地震を忘れないために、奥尻復興空港」「がんばろう奥尻空港

中標津空港(なかしべつ、北海道標津郡中標津町

 

前掲のウィキペディアによると、日本最東端の空港だそうですので、中標津日本最東空港」

次に、中標津ミルク空港」。酪農が盛んで、ミルキーラーメン、チーズの生産工程で発生する乳清を原材料にして作った麦焼酎「ミルク酒」、牛乳を原料とするビール風味の発泡酒「ビルク」などミルクにちなんだ産品が多いみたいです。「ミルクロード」もあるそうです。(中標津町 - Wikipedia

 

紋別空港(もんべつ、北海道紋別市

 

別空港(めまんべつ、北海道網走郡大空町
  • 通称・愛称はなし。

 

世界遺産(自然遺産)登録された「知床」への玄関口なので、女満別シレトコ空港」

 

 長くなりましたので次回に続きます。