コミュ障夫婦が戸建てで子育て

『中年を自覚したくない病』の夫婦が、小さな新興住宅地で、幼児と赤子と暮らしています。趣味は音楽と読書な夫と、ミュージカルが観たい妻。周りを気にし過ぎてしまうあまり、周りは気にせず楽しく暮らす!と躍起になる妻と、わりと色々協力的な夫の日々。最近はニュース戯言多め。

幼稚園児が宇多田ヒカルにはまりつつある話

2月22日以来更新が滞っていた当ブログですが、夫の突然の単身赴任(労働法制無視の激務付き)など不測の事態はありましたが、我が家でも無事に新年度を迎えることができました。

 

正確に言うと、「無事」でもなんでもないのですが、そこらへんは省略します。ブログ更新が滞り、発信がツイッターに偏っていることでお察しいただけると幸いです。

 

今日は音楽の話です。

 

パクチーの唄」

宇多田ヒカルさんの新作「初恋」を買いました。

 

7月になっても「ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」をリクエストしまくる幼稚園児のきなこちゃんが、「パクチーの唄」に心を奪われたみたいです。

 

ドライブ中に「初恋」を流すと、「パクチーの唄」にだけ反応し、「ぱくちーぱくぱく」と一緒に歌ってくれます。

 

歌詞も聞き取っているようで、「ぱくちーって緑色なの?」と聞いてきます。

 

野菜であることを教えてあげると、ちょうどスーパーに行く道中だったので、「じゃあ、みてみよっか!」と目を輝かせます。

 

「赤いところがあるやさいかなあ」と想像を膨らませています。ベビーリーフか何かをイメージしているようです。

 

「あたしもたべられるかなあ」

 

「う~ん、きなこちゃんにはまだ食べられないんじゃないかなあ」

 

「え~、たべられるんじゃないん?」

 

「でも、クセが強いって話よ」

 

運転席と後部席でお互いの顔は見えませんが、会話は弾みます。

 

次の曲になると、「ぱくちーのうたにして」。

 

別の曲をかけると、「ぱくちーのうたにして」。

 

この繰り返しです。

 

「ウィー・ウィッシュア」の二の舞

「こ、これでは『ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス』の二の舞になる…」

 

kodate-kosodate.hatenablog.com

 

 

ハンドルを握りながら、口に出せない思いが募りました。

 

一方で正反対の思いも膨らみつつありました。「いや、でもこれは逆にチャンスかも!」

 

我が家では、親の趣味(音楽鑑賞)に子どもを巻き込むことで無理なく子育てを楽しむ計画を密かに推進しています。

 

 

kodate-kosodate.hatenablog.com

 

 

ですので、「パクチーの唄」に近い曲ならきなこちゃんのハートをつかめるかもしれないと考えたわけです。

 

ぼくはくま

曲はこれしかありません。5枚目アルバム「ハート・ステーション」収録の「ぼくはくま」です。

 

「ねえ、パパ、くまはうたえるの?」

 

きなこちゃんが関心を示しました。

 

「きなこちゃんは遠足で動物園に行ったよね?くまは歌ってなかった?日本語は話せなくても、歌ってなかった?」

 

質問が難しすぎたのか、きなこちゃんの答えは漠然としていましたが、全体的には反応は上々。

 

ところが、「ぼくはくま」を最後まで聞き終わらないうちに、きなこちゃんは「つぎは『テイクご』(収録曲『テイク5』のこと)!」とまさかのリクエスト。

 

カーオーディオのディスプレイを見て、覚え始めのカタカナを駆使したようです。

 

「分かった。『テイク・ファイブ』ね」と修正してあげつつ選曲してあげたのですが、最後まで聞き終わらないうちに、


きなこちゃんは「つぎは『おおがたバス』(収録曲『虹色バス』のこと)!」とまたもリクエスト。

 

カーオーディオのディスプレイを見て、身に着け始めている類推能力を駆使したようです。

 

「すごい!漢字読めるの!?でも、『にじいろ』って読むんだよ」と修正してあげつつ選曲してあげました。

 

車内では「虹色バス」が軽快に流れているのですが、きなこちゃんはディスプレイの文字を読む方に興味が移ったようで、「もう!あとはえいごばっかりでよめないよ!」。

 

きなこちゃんの指摘通り、「ハート・ステーション」の収録曲は「テイク5」「ぼくはくま」「虹色バス」以外、曲名はすべて英語(アルファベット)です。

 

きなこちゃんの興味を曲に戻すため、「次は、お父さんの好きな曲を聞いてみて」と「ビューティフル・ワールド」を選曲してみました。

 

駄目でした。「またえいごじゃん!なんて書いてあるか分からない!」。きなこちゃんのご機嫌斜めはなおりません。

 

「じゃあ、なにが聞きたいの?」

 

「ええとね、『ぼくはくま』」

 

大当たりでした。スーパーに着くまでの間、車内はずっと「ぼくはくま」でした。

 

ヘビーローテーション

最後まで聞き終わるたびに、きなこちゃんは「もう1回聞く!」とリクエストを繰り返します。

 

歩けないけど踊れるよ

 

の一節では、

 

きなこちゃんは「くまはおどれるのかな?」と質問してきました。

 

「動物園のくまは踊ってなかった?」と問い返すと、

 

きなこちゃんは「う~ん」と記憶をたどります。

 

夜は「おやすみ、まくらさん」


朝は「おはよう、まくらさん」

 

の一節では、

 

きなこちゃんは「『まくら』って言ってたのかな?」と興味津々。注意深く歌詞を聞き取ろうとしています。

 

「お父さんも『まくら』って聞こえた。おうちに戻ったら歌詞を調べてみようね」

 

「うん!」

 

車内は「ぼくはくま」の大合唱です。

 

作戦成功です。

 

この調子できなこちゃんの関心の範囲を広げてあげたいと思います。