【衆院選2017投票③】【在日ファンクで「爆弾こわい」を実感する】総選挙で投票先に迷った時に聞く楽曲を集めてみた
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明日に迫った総選挙。投票したい政党・候補者が見つかりません。投票所に行っても、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」とか書いてしまいそうなので、総選挙とは、民主主義とは何かを考えさせる楽曲をピックアップしています。第2弾。
在日ファンク「爆弾こわい」
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がミサイルを撃ちまくり、核実験をやりまくっています。
意外と忘れがちですが、北朝鮮と韓国は今も戦時下なんですよね。
停戦しているだけであくまでも戦争状態。
国内では「70年以上平和が保たれたのは憲法9条のおかげだ」「いや日米安保や在日米軍あってのことだ」などの主張がぶつかり合っていますが、
戦争は意外と身近な存在なんですねえ。隣国ですから。
ミサイルはとうとう日本列島を飛び越え、国内各地では避難訓練が実施されるようになりました。
「ミサイルが落ちてきたらどうなるんのかな」
「パトリオットで打ち落とせるのかな」
「打ち落とせても、ミサイルの残骸は落ちてくるわけでしょ」
「ミサイル来ます、地下逃げろったって、そんな都合よく地下なんてないよね」
国民感情も含めたこうした状況を安倍首相は「国難」と位置づけ、総選挙に勝利することで、「国難突破」する民主主義的な基盤を固めようというのが、冒頭解散の大義(理由づけ)だというのですから、分かったような、分からないような話です。
「選挙期間中にドンパチなったらどう対応するのか」との疑問に対しては、「本格的な危険はむしろ年明け。むしろ一番安全なのは今でしょ」のような情報があったかと思いますが、結果として、選挙期間中はミサイル発射も核実験もないので、政府の情報収集・分析は正しかったということになるのでしょうか。現時点では。
というわけで、国民が抱く恐怖感をどの政治勢力に委ねるのかが今回の総選挙のポイントの一つとするならば、
恐怖感をうまく表現したのが在日ファンクの「爆弾こわい」であります。
「ジェイムズ・ブラウンの流れを汲むファンクを日本に在りながら再認識する」というのがバンドの基本姿勢だそうで、ゴリゴリの、ノリノリのファンクミュージックに乗せて、「爆弾こわい」と連呼します。
確かに怖い。誰でも怖い。実に率直です。
外人サイズのギターで 外人サイズのメロディで 外人サイズに叫ぶのか 愛してるって叫ぶのか
真面目なうたを歌えという ボケてるやつにツッコめという 武器を持ってこそ国だという 我が国我が国と言っている
対米関係、なにかと叫ばれる「不謹慎」、同調圧力…。
イメージが広がります。
確かに最近、与党も野党も「我が国」と言っています。
落ち着け はやまるな よく噛み砕いて よし今だ! 吐き出せ
ふっ飛べ やっぱふっ飛ぶな ふっ飛べ いや、ふっ飛ぶな
ここまでされて何もできない国が他にあるのか。外交は機能しているのか。とはいっても挑発に乗ってトクすることあるのか。やっぱり冷静に…。
みんなが何気なく思っていることを分かりやすい言葉で言い当てているようで、意味深です。