コミュ障夫婦が戸建てで子育て

途方にくれた夫婦が、小さな新興住宅地で、気難し屋の一男一女と暮らしています。周りを気にし過ぎてしまうあまり、周りは気にせず楽しく暮らす!と躍起になる妻と、趣味は音楽と読書で割と色々協力的な夫の日々。

練習はしないけど、習い事は続けたいと言う子どもの矛盾

例えば子どもがピアノを習っていて、毎日親が声をかけないと練習しない。
よくありそうな話です。

 

親が、「ピアノが好きじゃない人は、別に習わなくて良いんだよ。お月謝が勿体ないし。」と言うと、

「やめない!ピアノは好き!」と叫んでピアノの所にダーッと走って行き、
ピロリロリン、と表現したくなるような短さでたったの1、2曲弾いてきて、
「弾いたよ」と言って、また遊んでいるのです。

「えー!もう終わったの?親に言われないと弾かない子が『ピアノが好き』なんて話、通用しないよ。そんなんだったら辞めようよ」
「じゃあもっと弾く」
「明日からちゃんと弾く」


…の繰り返しです。


自分から毎日練習しない時点で、モーツァルトやのだめになれる可能性は極めて低いし、こんな調子でピアノ教室に何年通ったって、そこそこ弾けるようになるかどうかも怪しい。


弾かないのに「ピアノが好き」という子は、一体ピアノの何が好きなのでしょうか。


ろくに練習しないのにダラダラ続けて、その先に何があるというのでしょうか。

 

これが自分の習い事だったらすぐに辞めてやるところですが、子どもが「やめない!」と言うのでまだ辞められない、子育ての訳の分からないところです。